↑ クロムハーツオリジナル❪左❫と3Dプリンターで造形した原型
↑ キャスト後の磨く前のリング
前回のブログで、東京オリンピック・パラリンピックのロゴデザインについて書きましたが、今回はクロムハーツ フローラル クロスリングのカスタムバージョンの模倣の話題です。
大学時代のクロムハーツが好きな友人から、どうしてもと頼まれてクロムハーツのカスタムバージョンを作製してみました。簡単なのは、オリジナルのリングのゴム型を取る方法だけれども、完全にブランド品のコピーに当たるので、3D・CADでデータ作製し、3Dプリンターで造形する方法。今まで、多く3D・CADで自分でデザインしてきたが、複雑な形状を忠実にコピーしてデータを作るのは難しい事を再認識。
製作する機器は最新鋭だけれど、結局オリジナルをノギスで幾つものポイントを測定する、測定出来ない部分は一度3D・CADで形状を確認し、見たフィーリングで修正していくしかない。すごく原始的な方法ですね。今回は、石を入れる要望があったので、石を留める穴と爪を設置。ここは、CADの得意とするパートです。
最終的に写真のクロムハーツのカスタムバージョンの似て非なるが完成。かなり時間をかけて、原始的な測定と目での形状チェックし、データ化しましたが、リング円周方向のフローラルが若干痩せた形状になってしまいました。チョット見た目ではわかりませんが、、、。
(当該作品は趣味の範囲で作製しています。)