「ルージュの伝言」と言えば、松任谷由実。昨日の朝、テレビ番組で、松任谷由実の歌詞を創るテクニックに関する取材をしていた。「バ・ス・ルームで、ルージュの伝言・・・・?」 はお馴染みのフレーズで、今までに、もしかすると100回以上は聞いていて、間違いなくバスルームの鏡に、口紅で伝言を書いているシーンを頭に描いて聞いていた。おそらく殆どの人がそんなシーンを描いていたんじゃないかな~。
でも、実際には、そんな具体的なシーン表現の歌詞では無く、ただ「バスルーム」と、「ルージュ」と言うフランス語で「赤色」と言う言葉を並べただけ。そう、鏡に赤い口紅で書いている歌詞ではなく、勝手に聴いてる人がその様に想像しているだけだったんですね。
歌詞を創る時は極力具体的な行動シーンや気持ちの表現を避けて、聴いてる人に想像させる歌詞を心掛けているという内容だった。そこに、多くの人に共感されて、ヒットした秘密が隠されてたと聞くと納得である。
確かに伝える側が、勝手に全てを決めて提供するよりも、受け手側でその人なりの価値観を含めて想像させる余裕を持たせてあげる方が心地良いし、多くの人に違和感無く受け入れられるのは間違いない。
ジュエリーをデザイン製作しプロモーションしていくのも同じで、お客様なりの素晴らしい想いが込められる様に真剣に考えないと。。。と考えさせる数分間の番組でした。
昨日は一日中、ipadで流れる曲は松任谷由実。懐かしい曲ばかり。。。。。。です。