WANTED! My ターコイズ

IMG_20150608_085145 DSC_0024

7、8年前に彫金で製作したターコイズのリングの主役が消えてしまった!  昔、恵比寿にあったBIG HANDと言うハンドメイドアクセサリーの店で、このターコイズのなんとも言えない模様、南国の浅瀬の海底を思わせる模様が気に入って思わず購入した石で自分で着けたいと思ってデザインしたリングである。このリングは、結構気に入っていて使用頻度は高かった。残念ながら、今はこの通り、廃墟と化したモノとなってしまった。家の倉庫整理やら家周りの片付けをした時に取れてしまった筈なので、家の敷地内にあるとは思うのだが、半年経ったが出てこない。本当に残念でたまらない。

モノを製作し販売しようと言うものにとって、自分の製作した作品がこの様な事になってはならない。ジュエリーやアクセサリーも長く使用すると摩耗、劣化が伴う事は避けられないけれども、もしこのリングをお客様が使用していたら、、、と思うとゾッとする。自分の作品と共に楽しいひとときを、、、と願っている事と、全く逆の事態が発生してしまう。本末転倒だ。修理で復元出来るモノであれば良いが、この場合は、ターコイズの柄が気に入っていたお客であり、同様のターコイズは入手できない。今僕が残念がっている以上のダメージがあるに違いない。当然、購入したブランドに対てし大きな不満が残り、2度と購入して貰えないことになる。

。。。と言うことで、無くなったターコイズは、「丁寧に品質の良いモノを作ることの大切さ」を再認識させている。そして、このターコイズの無いリングは、自宅工房の見える場所に常に置いてある。


La.Nai collection official site

夏のリング

内波リングIMG_0933 IMG_0931

夏のジメジメした汗ばむ季節になると、ちょっと太めのリングをしていると、リングと指との間も汗ばみ気になり、とても暑い時は外してしまうことがある。

リングを製作している者としては、常に身につけていて欲しいと願っているので、その様な気候でも快適に身につけられるリングをデザインしてみた。リングと指の間に通気性が保てる様、内側を波のデザインにしている。上側から見れば、とてもシンプルで何も主張しないデザインですが、リングのサイドを見たときに、内側のWAVEのデザインがとてもおしゃれではないでしょうか?

僕は、指のツボには詳しくはありませんが、リングサイズをやや小さめのモノをチョイスすれば、内側の波型が指のツボを刺激し、効果があるかもしれませんね。

因みに、中指の付け根は、肩のツボがあるらしいです。肩こりに効果あればいいですね。

また、写真のようにリングだけではなく、ペンダントトップにも使えます。

 


La.Nai collection official site

夏が来れば思い出す・・・

a0960_004825 a1750_000014(写真はイメージです。)

「夏がく~れば思い出す、、、、」

毎年、梅雨明けと共に、強烈な太陽の輝きと、熱気の中でこれでもかと力強く鳴くセミの声を聞くと、幼少時代の夏休みの光景がビデオの早送りをするように甦る。  海と山で遊んでいる景色だ。しかも、殆どが海。今でも海が大好きなのは幼少時代に過ごした環境が大きいのだろう。

母親の実家が長崎で、幼稚園、小学校時代、夏休みに入ると同時に、寝台特急「さくら号」(ブルートレイン)で東京から長崎まで帰省していた。そして、貯まりに貯まった夏休みの宿題をまとめて取りかからなきゃいけない時が、東京に戻る時期になる。そう、夏休みの殆どは長崎で過ごしていたことになる。稲佐山(福山雅治がライブ開催した場所)と言う山の麓が祖父の家だったので、山の中でも、道なき木々の中を歩き回り、秘密基地を作って遊んだ。

・・・と言うことで、幼少時代の記憶の殆どは「夏」の「海」、「山」の「自然」であり、今でも、自分のベースがその4つのキーワードから成り立っているような気がする。


La.Nai collection official site

初めてのHawaii

IMG_1349 IMG_1355IMG_0927

初めてハワイに行ったのは、もう25年くらい前になるだろうか。。。

Honolulu空港に降り立った時の空気の感触と、香りを今でも思い出すことが出来る。沖縄空港も独特の空気感があるのだが、Honolulu空港の外は、爽やかでありながら、ちょっと温もりがあって、心地よい軽さの空気と香りがあった。そして、今でもハワイに行く時は、その時の感触を確実に味わうために、イミグレーションを済ませた後に、空港の外に出るときは、一度大きく深く深呼吸して、その感触を味わうことにしている。

初めてのハワイで、一番印象に残ったのが何故か、ワイキキビーチのデュークスカハナモク像の横あたりにそびえる大きなガジュマル「Banyan Tree」だった。あまりにも力強く、根が地面に出て来て樹木になった様な幹で地面を捉えている姿は強烈だった。

そのガジュマルをモチーフにしたのが、このリング。WAXを溶かして、棒を回しながら、少しずつ垂らして固めて行く方法で製作している。このリングを見ると、いつもワイキキの力強いガジュマルを思い出す。

 


La.Nai collection official site