想像させる写真

想像1 想像2

11月にハワイに行って写真を900枚くらい撮ってきた。 こんな量を撮ったのは初めてだ。

行った時はいつもワイキキ周辺の同じような場所で、似た様な写真を撮っているのだけど、建物の中のモノを撮った写真以外は、全て違って見える。 多分、自分が撮った時の、その時の空気感を感じてるからだろうか? 他人が見たら、同じに見えるんだと思う。

撮った写真は帰って来て、1枚づつゆっくり眺めるのも一つの楽しみだ。それに加えて、InstagramやブランドのHPで気に入った写真を掲示できる機会があるので、写真を 撮る事も見ることもついつい真剣になってしまう。

そんな中で不思議な写真が2枚あった。いつも人物を対象にした写真は撮らないのだけれど、何気なく風景を撮った先に、表情が見えない静止した人物がさり気無く写っていて、何故か眺めていると、そこにいる人について、色々な事を想像してしまう。「何をしているのだろう?」「どこから来た人だろう?」「誰と来たのだろう?」「通りががりでビーチチェアに座っただけなのかな?」「子供は女の子かな?」「幸せそうだな~」「気持ちよさそうだな~」、、、、等等、想像は広がる。

表情が判る写真や、歩いている様な動きのある人物の写真は、瞬間に把握して終わってしまうが、この2枚の写真は見る人に 語りかけて想像させる何かがある。僕だけがそう感じているだけなのかもしれないけれど。。。。

写真の面白さを最近知った素人のコメントでした。でも、この2枚いい写真だな。

 

 


La.Nai collection official site

旅人の木

IMG_1453 IMG_1454 旅人の木1 旅人の木

ハワイを歩いていると、よく見かけるバナナの木に似た扇状に青い空に勢いよく広がって行く「旅人の木」って知ってますか?この木に気付くと、立ち止まって写真を撮ってしまいます。

茎に雨水を溜めるため非常用飲料水として利用できるとのことで、この名前が付いているとのことですが、僕は茎のどの部分に、どの様に水が溜まっているのかは、毎回確認しようと思いながらまだ確認出来ていません。そう思うと、気になって早くハワイに行って確かめたくなりますね。簡単には行けませんが、、、次回の目的が1つ増えました。

この木は、小さいものから2階を越えるほどの高さの木まで見つけることができますが、どの木も左右対称に平面を成すように規則正しく綺麗な緑色の葉茎が力強く左右順番に伸びており、その先に船の櫂の様な大きな葉が、ゆらゆらと揺れています。

この木を見ると、デコレーションの為に作られたのではないかと思うほど綺麗な形状と質感をしており、ついついカメラのシャッターを切ってしまいます。そして、この美しい形の「タビビトノキ」は、僕のデザインモチーフの一つとして頭の中に刻み込まれています。

 


La.Nai collection official site

初めてのHawaii

IMG_1349 IMG_1355IMG_0927

初めてハワイに行ったのは、もう25年くらい前になるだろうか。。。

Honolulu空港に降り立った時の空気の感触と、香りを今でも思い出すことが出来る。沖縄空港も独特の空気感があるのだが、Honolulu空港の外は、爽やかでありながら、ちょっと温もりがあって、心地よい軽さの空気と香りがあった。そして、今でもハワイに行く時は、その時の感触を確実に味わうために、イミグレーションを済ませた後に、空港の外に出るときは、一度大きく深く深呼吸して、その感触を味わうことにしている。

初めてのハワイで、一番印象に残ったのが何故か、ワイキキビーチのデュークスカハナモク像の横あたりにそびえる大きなガジュマル「Banyan Tree」だった。あまりにも力強く、根が地面に出て来て樹木になった様な幹で地面を捉えている姿は強烈だった。

そのガジュマルをモチーフにしたのが、このリング。WAXを溶かして、棒を回しながら、少しずつ垂らして固めて行く方法で製作している。このリングを見ると、いつもワイキキの力強いガジュマルを思い出す。

 


La.Nai collection official site